根治療研究会に山岸茂則先生が来ていただけることになりました!

今回は株式会社Physical Wave Resonanceさんとの特別コラボセミナーのご案内です。

 

【タイトル】

「仙骨の変形を是正することは治療の第一段階である」

 

【アブストラクト】

仙骨は仙椎が20歳前後に癒合して一つの骨として形成されるものであるため、癒合後も 仙骨自体の変形をみることは多い。また癒合前に加わったメカニカルストレスによって変 形して癒合してしまっていることもある。

仙骨が変形すると以下の様な不具合が生じるうることになる。

1,仙骨神経に負荷がかかるために、

 ①骨盤臓器に機能不全を引き起こす

 ② 坐骨神経領域の症状(痛みや痺れ、感覚障害、筋のこわばり、筋活動の反応遅延) を引き起こす

 ③副交感神経系の機能不全による自律神経失調を引き起こす

 ④側弯を呈する

 ⑤フラットバックになる

 ⑥硬膜の緊張を緩和するため環椎後頭関節を無意識に伸展させるため円背を呈する

 ⑦全身の神経系の不具合に影響を及ぼす。運動神経や感覚神経のトラブルも起こすこ とも散見されるが、とくに神経線維が細い関係で

       「痛み、痺れ、温度の異常感覚、自律 神経症状」は呈しやすい。

 

このようなことから仙骨の変形を認めた場合は、それを是正することが治療の絶対条件と なると私は考えている。 このセミナーでは変形を認める原因を整理したうえで、その評価と治療について習得して いただきます。

 

日時:2024年9月15日(日) 10:00~16:00

場所:プライベートリハビリサロンAXIS (長野県上田市常田2-15-12)

受講料:30000円

講師:山岸茂則(SONA高田 院長  株式会社Physical Wave Resonance代表)

資格:理学療法士(運動器専門理学療法士)

定員:6名

【お申込みフォーム】※お申込みはこちらからお願いします。

https://forms.gle/WJGhWrij5MacagA88

【お問い合わせ】

株式会社Physical Wave Resonance 担当 小口和弘

nwpl.sona@gmail.com

 

Physical Wave Resonanceさんとの特別コラボセミナー 開催しました!

根治療研究会としてもお久しぶりに山岸先生にお越しいただきました。

今回のテーマは仙骨ということで、仙骨自体の硬さ、ズレの触り分けから始まり、仙骨の修正・是正をなぜ先にやる必要があるのかをしっかりと学ぶことができました。

セミナー中は活発な意見や質問が飛び交い、大いに盛り上がり、私も着いていくのに必死でした。

山岸先生の治療に向かう姿勢や哲学、なぜこの治療介入に行きついたかなど、特別なお話もお聞きでき、大変有意義なセミナーとなりました。

ひたむきにクライアントの身体のことを、臨床のことを考えて、工夫しながらたどり着いた治療介入の一端を学ぶことができ、「仙骨」だけでなく

「臨床」というものを学ぶことができた一日だったと思います。

山岸先生、ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました。

 

根治療研究会 代表長坂