第2回東京セミナーを開催しました。
『全ては、物理で説明できます』
今回講師でお呼びした山岸先生は、こう教えて下さいました。
臨床で起こる全ての現象、変化には『力』が働いており、そこには必ずエネルギーが存在する。
それは動きや姿勢だけではなく、
思考の変化が起こる時にも同様である。
物理学は力を扱う学問であり、全ての現象は、物理で説明できる。
一見難解な内容を、
驚く程分かりやすく、
何より実技やを通じて、体感出来る形でご講義頂きました。
物理が苦手な私が、
あのセミナーから物理が大好きになりました。
理由は簡単です。
臨床の結果が劇的に良くなったからです。
まさに、『変化』が起こりました。
臨床や考え方に変化が起きたのは、きっと私だけではないはずです。
受講者からも、アンケートではこのような声が寄せられました。
「バイオメカニクスの臨床応用が知れて良かった」
「今まであったバイオメカニクスへの苦手意識が払拭された」
「治療のベースとなる部分がよく分かった」
「今一度自分の治療を見直すきっかけとなった」
私達の仕事は、臨床で結果を出す事です。
結果とは変化であり、そこには物理的なエネルギー必要です。
どの様なエネルギーを利用するか、それは私達次第です。
セミナーを通じて、
治療の概念だけでなく、物事の真理まで教えて頂けた気がします。
山岸先生、そして受講者の皆様、本当にありがとうございました。
東京支部代表 安廣
【概要】
「生体の運動や構造を”力”という側面から考察したり応用したりするのが、バイオメカニクスであり、我々が考えている以上に広い学問である。しかし、我々が治療に応用できるものでなければ、バイオメカニクスを学ぶ意味はない。治療に応用するためには物理の法則を人の運動にシンプルに落とし込む手続きが必要であり、複雑化させないことが重要である。
BiNIの原理のひとつに「バイオメカニクスで観察される外力を治療のための感覚入力として参照する」といった内容があるが、これはBiNIを実践するセラピストがバイオメカニクスを感覚に置き換えて治療にあたる原則をうたったものである。
今回は、基本的な物理の一般法則を取り上げて、これをどのように治療とリンクするのか体験と実技を通してお伝えすることとする。」
以前開催された「バイオメカニクス解体新書」が東京で開催.さらにパワーアップして帰ってきました!!
今回は新要素である「神経運動学」の話を「宗形テクニック」を交えてバイオメカニクスの視点からご教授いただきます!
【講師】山岸茂則 先生
【資格】理学療法士
日本理学療法士協会 専門理学療法士(運動器)
日本体育協会公認アスレチックトレーナー
3学会合同呼吸療法認定士
【所属】
株式会社Rhysical Wave Resonance代表取締役
【書籍】
運動の真理を追究するBiNI COMPLEX JAPAN。
初の書籍。
基礎的学問を統合し自己組織的運動生成・運動学習を提唱した「統合的運動生成概念」を、臨床への汎化アイデアをくすぐる形で編集されています。
一線で活躍する臨床家による、動作分析の指南書。
机上の動作分析手法ではなく、臨床実践にこだわった内容となっています。また後半は、各動作毎の記述を生体力学・神経科学の見地からされ、さらにコアスタビリティー・足部・筋の遊び・筋活動バランス・動作に影響をあたえるエッセンス などがまとめられています。
など多数
【根治療研究会推薦文】
「0人です」
なにが0人かと言うと、物理的法則から逃れる事の出来る人です。
宇宙に存在する限り「物体」は物理的法則から逃れることはできません。これは決まり事であり、まぎれもない事実です。
つまり、私たちは物理的法則を無視して治療する事は不可能だという事です。
リハビリスタッフの中でも特に理学療法士は物理、バイオメカニクスの専門家です。
養成校でも物理的法則については学びます。
物理的法則というと
慣性の法則、作用反作用の法則、運動量保存則、角運動量保存則、力学的エネルギー保存則、などがあります。
しかし、養成校でそれを取り入れた治療を学んだでしょうか?
答えはNOです。
実際、養成校ではモーメントを応用したようなことしか習わなず、これだと患者さんに起きている問題の原因は結局「可動域と筋力」と考察するしか無くなってしまいます。
つまり、上記のような多くの物理的法則は聞いた事があるだけで全く使えない知識として学んでいるのです。
山岸先生はこれらのことを誰よりもわかりやすく、治療に結び付ける形で解説してくれます。
そして、今回はそれを実技を通して体験する事できます。
結果
「なんだ簡単な事だったのか、明日から治療に取り入れよう」
という発想が生まれるはずです。
あなたの治療戦略にこの物理的法則に基づいたエッセンスが加わったら劇的に臨床で見えてくるものが変わるでしょう。
山岸先生の講義を受けた後の受講生からは「明日からの臨床が楽しみです」と聞かれる事が多いのも納得がいきます。
今回のセミナーはBiNI complex Japan 代表の舟波先生にお越し頂いた第1回セミナー「BiNI approach〜一度聞いたら無視できない身体法則〜の時にあった要望にお応えする形となっています。
つまり
もっと「BiNIのバイオメカニクスを知りたい」
もっと「BiNIの実技を知りたい」
に答えるような内容になっております。
これを語れるのはやはりバイオメカニクスを極めつくしている山岸先生(BiNI complex Japan副代表)しかいません。
山岸先生ならではのバイオメカニクスとリハビリの融合はまさに
「バイオメカニクス解体新書」というにふさわしい、新しくて革新的な内容となっています!
お楽しみに!