【タイトル】
5年目までに知っておきたい臨床推論の基礎コース
第8回 機能障害の鑑別(姿勢性)~評価の進め方と治療方針の紹介~編
【アブストラクト】
5年目までに知っておきたい臨床推論の基礎コース
今回のテーマは機能障害(姿勢性)の鑑別です。
リハ室では痛くないけど、家に帰ってから痛みが出る。
評価で痛みを再現できない...
どこを見ればいいのかわからない...
その姿勢だから痛みがでるのか?
その姿勢をとってしまう原因はどこにあるのか?
皆さんも一度は悩んだとこがあるテーマではないでしょうか?
今回は姿勢性の機能障害は、どこに着目すればいいのか、臨床推論における姿勢の捉え方を一緒に学んでいきましょう。
機能障害の鑑別に必要な問診、身体機能評価の進め方、それぞれに対応する治療方法の紹介をしていただきます。
若手セラピストの皆さんに向けて発信していますが、もちろん経験豊富なセラピストの皆さんの復習用として、また指導者として後輩指導・学生指導にお役に立てる内容となっております。
今回もなるべく多くの方に参加していただけるようにWEB開催となっております。
この機会に皆さんのご参加お待ちしております。
【内容】
・姿勢性機能障害の鑑別・意思決定
・不良姿勢の原因の仮説の立て方
・推論・基準となる評価の進め方
・治療方針の紹介
5年目までに知っておきたい臨床推論の基礎コース
第8回 機能障害の鑑別(姿勢性)~評価の進め方と治療方針の紹介~編開催しました。
今回のテーマは姿勢性機能障害の鑑別ということで、リハビリ室や診察室で症状の再現ができないことがある機能障害をどのように考えていくかを学びました。こういった症状で来院される患者さんに対し、本気で向き合い、しっかりと鑑別をして介入に迎えることは私たちセラピストにしかできない、意義深いことだと思います。姿勢性の問題の場合、その場での症状の再現ができず、原因がわからないままあちこちの病院、クリニックを回っている患者さんもいます。その中で「不定愁訴」「年のせい」「メンタル」などが原因だと言われたことが悲しかったと訴えてくる方もいます。セラピストの臨床推論の進め方、そしてその時の説明、介入でその方たちを救える可能性があると学び、臨床推論の大切さを改めて認識しました。
さて次回は神経性の問題です。臨床推論の基礎コースもいよいよラストスパート!最後まで一緒に成長していきましょう。
講師の櫻井先生、ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました。