日時:2024年4月26日(金)20002130

場所:WEB開催

受講料:1000円 オンライン配信

 

講師:櫻井亮太先生(ながたクリニック所属)

【アブストラクト】

5年目までに知っておきたい臨床推論の基礎コース

今回のテーマは機能障害(不安定性)の鑑別です!不安定な組織・関節と聞いてどんな状態をイメージしますか?硬い組織・関節はなんとなくわかるけど...不安定な組織には何をすればいいのか...不安定だとどんな問題があるのか...そんなあなたのお悩みに答えます!

ここでは、臨床で多く遭遇する不安定性の問題に起因する、モーターコントロール機能不全を伴った機能障害についてここでは理解を深めていきます。

今回も機能障害の鑑別に必要な評価の進め方、それぞれに対応する治療方法の紹介をしていただきます。

若手セラピストの皆さんに向けて発信していますが、もちろん経験豊富なセラピストの皆さんの復習用として、また指導者として後輩指導・学生指導にお役に立てる内容となっております。

 今回もなるべく多くの方に参加していただけるようにWEB開催となっております。

この機会に皆さんのご参加お待ちしております。

【内容】

・機能障害の鑑別・意思決定

・関節の不安定・モーターコントロール機能不全とは?

・推論・基準となる評価の進め方

 

・治療方針の紹介

 

 

5年目までに知っておきたい臨床推論の基礎コース

第7回機能障害の鑑別(不安定性)を開催しました。

今回は不安定性、モーターコントロール機能不全ということで、あまり馴染みのない用語の飛び交う難しい内容でしたが受講生の皆さんも熱い気持ちで食らいついていただき、とても充実したセミナーとなりました。

シンプルに観ていくためにまずは、単関節のにおける運動パターン異常と多関節における動員パターン異常を見極めて適切な部位に介入する。またその組織は抑制すべきなのか、促通すべきなのかしっかりと鑑別した上で介入することができれば、特殊な運動・特殊な徒手技術がなくても治療介入はできる。これはモーターコントロール機能不全というイメージのしにくいものを必要以上に難しくとらえてしまっていた私にとっては、目から鱗が落ちる思いでした。そして運動療法のポイントも学ぶことができました。しっかりと運動療法ができる、伝えられる技術は大切だと思い知りました。

後半には実際の活用方法を症例提示していただき、細かくしっかりと患者さんの反応を解説していただき、櫻井先生の頭の中を覗きながら症例検討をしているような気持ちで学ぶことができました。

今後の臨床推論の基礎コースはあと2回!ここからラストスパートです!

次回からのご参加も可能となっております。私と一緒に苦手意識を克服して、勉強していきましょう。

 

櫻井先生、受講生の皆さん、ご参加いただいたありがとうございました。

 

根治療法研究会 

代表長坂脩平